効率的な奨学金返済について書いています

奨学金返済を急ぐ理由

投稿日時:2015-06-17 15:14:03

私が奨学金返済について考える事にしたのかの理由を書いてみたいと思います。奨学金は「独立行政法人 日本学生支援機構」が経済的理由により学生生活が困難な学生等に対し、奨学金の貸与を行なっているものです。とても良い制度ですよね。悲しい話ですが、親に頼れない子供と言うのは少なくありません。中には親とよく話し合わずに自分の進路を決め、奨学金を借りる事も子供だけで決めてしまうパターンもある様です。親もよくハンコを押してくれたとは思うのですが。

借りたものは必ず返さなくてはいけません。しかも、学生生活の間は返済を待ってくれているので、卒業すると返済がすぐに開始されます。しかも、返済開始と同時に利子がついているんです。カードローンですら翌月1回は大抵利子が無いのに、最初から、です。もっとも大学進学時に奨学金を利用したとすると4年も待ってもらっていたので、利子がつくのは当然なんですが。利子というのは返済期間が長ければ長い程高くなります。当然のことですが、借りる事を考えた未成年の時にここまで考えられる人は中々少ない様で、中には「返済の案内が来たけど学校を卒業して就職出来なかったしそのままにしてある」なんていう恐ろしい人もいるそうです。

貸してくれたのが法人という事で、返済も待ってもらえるのではないか?と甘く考える人が多い様なのですが、そんな事はありません。滞納すると取り立ては債権回収会社へ委託され、よくあるドラマの様に取り立ての電話がかかり、それでも払えないとなると一括での返済を求められます。月に2万円払って10年の予定を立てていた200万円が、1年で200万円一括で支払う事になる、なんていう事が起こりうるんです。

最近の就職難では大学を卒業したものの、就職できず奨学金が返済できずに自己破産や信用情報のブラックリストに載ったり、差し押さえに合う事もあるそうです。こんな話を聞くと恐ろしくなりますが、借りたものを返すのは当たり前の事です。

私は長期間利子を増やして返すのが勿体ないと気付いたので、なるべく早く返したいと思っていますが、結婚等を考えた時に公的機関からとはいえ借金があるのを相手に言うのが嫌で、繰り上げ返済に踏み切る方も多いそうです。

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Author

名前:ふらん

性別:男

趣味:音楽

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